添乗員派遣会社
業務の効率化が進んだ現在の旅行業界では、主に派遣会社から派遣されたツアーコンダクターが「添乗業務」を行っています。
JTBなどの大手旅行会社は、「インハウス系」と呼ばれる添乗員派遣会社を持っています。インハウス系派遣会社は、親会社のツアーに添乗員を派遣するために設立されています。
一方、大手旅行会社を含めた様々な旅行会社と契約を結ぶ派遣会社は、「独立系」と称します。オリーブも独立系派遣会社の1つです。独立系派遣会社は、色々な旅行会社の添乗業務に関わるため、ツアーの目的地や趣向がバラエティに富んでいるのが特長です。
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どんな国に行けるの?
オリーブでは、5〜8日間位の海外旅行を中心に、世界各国へツアーコンダクターを派遣しています。海外旅行の目的地や内容は、バラエティに富む一方です。添乗員になる前には予想しなかった新鮮な経験を、たくさん積むことができるでしょう。
海外添乗員の仕事は、旅行で訪れる地域や内容によって、難易度が異なります。新人ツアーコンダクターの場合、業務難易度の低めな旅行から、徐々にステップアップしていきます。
流行や情勢にも左右されますが、オリーブが添乗員を派遣してきたツアー目的地の、一部をご紹介します。
カナダ(カナディアンロッキー、ナイアガラの滝など)
モロッコ、南アフリカなど
クロアチア、ブルガリア、リトアニア、トルコなど
中欧(チェコ、ハンガリー、ポーランドなど)、イギリス
メキシコ、キューバ
ツアーコンダクターと英語
海外添乗員が英語を使う場面は、空港や飛行機内、ホテルのチェックイン、チェックアウト、現地ガイドとの会話、レストランでの会話などです。
オリーブのツアーコンダクターの中には、海外留学や海外生活の経験をお持ちの方も多いですが、一方で、海外旅行に数回行っただけで海外添乗員として働き始めた方も少なくないです。添乗員資格取得時の総合研修や、スキルアップ研修などの英語学習で、十分に対応できると言えるでしょう。
また、英語などの語学に興味をお持ちの方を、オリーブは応援しています。語学優秀な添乗員には、国内インバウンド業務を経験していただき、能力の更なる向上を後押ししています。
海外添乗員の仕事の流れ
オリーブは各旅行会社からの依頼に対し、登録添乗員の中から適任者を選任し、電話またはメールにて連絡を取ります。
通常、ツアー出発日の3〜4週間前に、そのツアーを担当する添乗員が決まります。添乗する旅行が決定すると、出発日の3日程度前に旅行会社との打ち合わせがあります。
出発当日は、ツアー参加者(PAX)の出発地からツアーコンダクター業務のスタートです。帰国後はオリーブと旅行会社に帰着報告を入れ、後日、添乗報告書の提出や添乗携行金の精算を旅行会社にて行います。
精算業務が終了すれば、担当した旅行のツアーコンダクター業務が終了となります。
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